双極性感情障害と私の回復ノート

あたらしい朝に向かって、一歩ずつ進む坂道のように。

「工賃が安い」と言われても。――それだけでは語れない現実。

こんにちは、「さかみちライフ」です。
頭の中の“ぐるぐる”を整理するために、このブログで日々のことを書いています。
双極性感情障害の当事者として、就労B型に通いながら、社会復帰を目指す日々を送っています。

今日は工賃支給日です。
前月の通所分が今月に支給される仕組みのため、私はまだ対象ではありません。
封筒を受け取る利用者の方々を横目に、その様子を静かに見つめていました。

「おつかれさまでした」と職員が手渡す小さな封筒。
その中には、それぞれの努力のかたちが入っています。
金額にすれば決して多くはありませんが、
封筒を受け取るときの皆さんの表情には、
どこか誇らしさのような、温かな光が宿っていました。

就労B型では、工賃の話題がよく出ます。
「安すぎる」「これで働く意味があるのか」といった声もあります。
たしかに、ひと月働いても1〜2万円ほどです。
私のように週3日・5時間通所の場合、1万円前後になるでしょう。
数字だけを見れば、たしかに少ないと感じます。

けれど、あの封筒には“お金”以上の意味があると思います。
通い続けた日々の証。
体調と向き合いながら、それでも前に進んできた結果。
一般就労とは違っても、確かにそこには努力の積み重ねがあります。

以前の私は、金額ばかりを気にしていました。
「働いているのに、こんなに少ないのか」と感じていたのです。
けれど今は、少し見方が変わりました。
この封筒は、“社会とつながっている証拠”でもあります。
そこに込められているのは、
続ける力そのものだと思います。

もちろん、制度としての課題はあります。
工賃水準の改善や、事業所の仕組みづくりは今後の大きなテーマです。
それでも今日、封筒を受け取る人たちの表情を見て、
私は少しだけ前を向くことができました。