こんにちは、「さかみちライフ」です。
頭の中の“ぐるぐる”🌀を整理するために、このブログで日々のことを書いています。
双極性感情障害の当事者として、就労B型に通いながら、社会復帰を目指す日々を送っています。
精神医療の歴史、という言葉を聞くと、少し構えてしまうかもしれません。私もそうでした。難しそうで、自分の生活とは離れた話のように感じていたんです。でも、少しずつ知るうちに、「ああ、今の私の暮らしとちゃんとつながっているんだな」と思うようになりました。
日本の精神医療は、長いあいだ「隔離」が当たり前だった時代があったそうです。社会の外に置くことで安心しようとする考え方。今の感覚からすると、少し息苦しく感じます。もしその時代に生きていたら、私はどんな場所で一日を過ごしていたんだろう、とふと考えることがあります。そう思うと、背中がひんやりします。
入院が中心だった頃は、生活の細かい部分まで自分で決められないことが多かったと聞きます。起きる時間も、寝る時間も、食べるものも。毎日が誰かのリズムで進んでいく感覚は、想像するだけでも疲れてしまいます。自分のペースを失うことって、心にも体にも、じわじわ効いてくるんだと思います。
少しずつ時代が進んで、地域で暮らしながら支える、という考え方が広がってきました。病院の外で生活しながら、必要な支援を受ける。住まいや仕事、人とのつながりも含めて支える、という発想です。就労B型に通っている今の私は、その流れの中にいるんだなと感じることがあります🏠。
もちろん、地域で暮らすことが楽なことばかり、というわけではありません。気分の波は外でも起きますし、ちょっとした言葉に傷つくこともあります。それでも、自分の部屋に戻れて、自分の時間を取り戻せる。その「戻れる場所がある」という感じは、私にとって大きいです🍃。
制度は少しずつ整ってきていると言われますが、まだ足りないところも多いな、と感じます。支援につながるまでに時間がかかったり、何度も説明しなければならなかったり。歴史が動いても、空気が変わるには時間がかかるんだな、と思うこともあります。
それでも、当事者の声が外に出るようになってきたのは、確かな変化だと思います。小さな声でも、重なっていけば、流れは少しずつ変わる。そんなふうに感じられる場面が、前より増えました。
精神医療の歴史を知ることは、過去を責めるためというより、「今の自分はどこに立っているんだろう」と確かめる作業なのかもしれません。私は今、地域で生活し、支援を受けながら、社会とゆるくつながっています。そのこと自体が、長い時間の積み重ねの上にあるんだと思うと、不思議な気持ちになります。
道のりはまっすぐではなくて、行ったり来たりしながら続いています。でも、そうやって揺れながら進んできたからこそ、今の場所がある。そう考えると、少しだけ肩の力が抜けます🙂。
今日も私は、地域の中で生活しています。特別なことはなくても、その「普通」が、昔は当たり前じゃなかった時代があった。そのことを思い出しながら、足元を確かめるように、これからの日々を重ねていけたらいいな、と感じています。