双極性感情障害と私の回復ノート

あたらしい朝に向かって、一歩ずつ進む坂道のように。

制度ではなく“人”が支えるということ

こんにちは、「さかみちライフ」です。
頭の中の“ぐるぐる”を整理するために、このブログで日々のことを書いています。
双極性感情障害の当事者として、就労B型に通いながら、社会復帰を目指す日々を送っています。

福祉の世界にいると、「制度」という言葉をよく耳にします。
制度があるから、支援が受けられる。
制度があるから、生活が守られる。
たしかにそれは大切なことです。

けれど、本当に人を支えてくれるのは、制度そのものではありません。
“その制度をどう使うかを考えてくれる人”――
私は、そこにこそ支援の本質があると思っています。

私が通っている就労B型でも、
書類やルールに沿って動くことは多くあります。
それは仕組みとして当然のこと。
けれど、私が一番心を動かされたのは、
体調が不安定な日に、職員さんが何気なくかけてくれた「今日は無理せずね」という一言でした。

その一言には、制度には書かれていない優しさがありました。
“今”の私を見てくれている安心感。
支援の現場に必要なのは、そうした「人の目」と「人の声」だと思うのです。

もちろん、制度がなければ支援は成り立ちません。
けれど、人がいなければ、それはただの仕組みにすぎません。
制度は枠組みであり、支援は関係の中に生まれるもの。
そこを混同してはいけないと、私はいつも感じています。

私は今、支援を受けながらも、
「この人たちがいるから続けられる」と思う瞬間が何度もあります。
言葉にならない不安を受け止めてくれる人。
報告メールを丁寧に読んでくれる人。
制度ではなく、“人”が私の毎日を支えてくれています。

制度は冷たくても、人がいればあたたかい。
その事実を、私はこの通所生活の中で何度も実感してきました。
だからこそ、これからの支援は、
どんな制度よりも“人の力”を中心に動いていってほしいと思います。

支援の形は変わっても、人の思いが変わらないこと。
それが、私のいちばんの願いです。