双極性感情障害と私の回復ノート

あたらしい朝に向かって、一歩ずつ進む坂道のように。

障害者雇用で1年働いて分かったこと

こんにちは、「さかみちライフ」です。
頭の中の“ぐるぐる”を整理するために、このブログで日々のことを書いています。
双極性感情障害の当事者として、就労B型に通いながら、社会復帰を目指す日々を送っています。

障害者雇用で働くとき、
一番大切なのは「病気があるかどうか」ではありません。
むしろ、「その病気とどう付き合っているか」を見られているように感じます。

双極性感情障害には、波があります。
気分が高ぶる時期もあれば、落ち込む時期もある。
それを完全になくすことは難しいです。
けれど、波を知り、自分のリズムをつかむことはできます。
それが“自己管理”の第一歩だと思います。

面接でよく聞かれる質問があります。
「体調を崩したときは、どうしていますか?」
この質問の裏には、「あなたは自分を理解していますか」という意味があるように思います。
病気を否定するのではなく、
“どう対処しているか”を具体的に話せることが大切です。

私自身、以前は「病気がある自分」を隠そうとしていました。
でも今は違います。
病気を知り、向き合うことこそが、社会の中で生きる力になると感じています。
たとえば、体調のサインを早めに察知する。
無理をする前に一日休む。
それだけで、再び立ち上がれるスピードは大きく変わります。

わけあって退職に至りましたが、
この経験を通して「自分の限界を知ること」もまた大切だと学びました。
働き続けることだけが“成功”ではありません。
無理をせず、立ち止まることで次の一歩を考えられる。
それもまた、社会の中で生きていく力だと思います。

障害者雇用は、配慮を受けながら働く制度です。
でも、“守られる場所”というより、“自分を知りながら働く場所”だと思っています。
必要な支援を言葉にできること。
困ったときに相談できること。
そして、仕事を通して少しずつ自信を取り戻すこと。

病気があることは、マイナスではありません。
「どう対処しているか」
「どのように工夫して働いているか」
そこにこそ、社会が求める力があるのだと思います。