双極性感情障害と私の回復ノート

あたらしい朝に向かって、一歩ずつ進む坂道のように。

問いかけの裏側にあったもの――就労Bでの気づき

こんにちは、「さかみちライフ」です。
頭の中の“ぐるぐる”を整理するために、このブログで日々のことを書いています。
双極性感情障害の当事者として、就労B型に通いながら、社会復帰を目指す日々を送っています。

ある日、就労が決まったときのこと。
ひとりの利用者から、ぽつりと問いかけられました。

なぜ、仕事をするの?

その言葉は、思っていたよりも深く胸に届きました。
「就労Bでいいじゃない」「税金を払うため?」「障害者でも役に立つため?」
そんな言葉が続き、胸の奥にひんやりとした感覚が残りました。

私は、誰かの期待に応えるために働きたいわけではありません。
国のためでもありません。
ただ、自分の人生を自分の力で歩きたいだけ。
それだけの、静かな願い。

けれど、その思いを口にしたとき、
どこか苦笑されてしまったり、話の端々から
「あなたには無理だよ」
と暗に言われているような気がしました。

(実際に無理だったのですが…)

悪意ではないのだと思います。
でも、そのわずかなニュアンスが心に影を落としていきました。

現場には、制度の目的が十分に伝わっていない瞬間があります。
「就労移行を目指したい」と言えば浮くような感覚。
「働きたい」と言えば、夢見がちだと笑われる。

すべての事業所がそうだとは思いません。
けれど、少なくとも私が利用した場所には、そんな空気が確かに残っていました。

前に進もうとする気持ちが、そっと押し込められてしまう場面。
その場にいるだけで感じる圧力。

今回の出来事は、特別なものではないのかもしれません。
けれど、私にとっては大きな気づきになりました。

就労Bは、誰もが少しずつ前に進める場所。
そうあってほしいと、静かに願っています。