双極性感情障害と私の回復ノート

あたらしい朝に向かって、一歩ずつ進む坂道のように。

「理解がない」と言い切った職員。――以前の就労Bでの出来事。

こんにちは、「さかみちライフ」です。
頭の中の“ぐるぐる”を整理するために、このブログで日々のことを書いています。
双極性感情障害の当事者として、就労B型に通いながら、社会復帰を目指す日々を送っています。

これは、以前に通っていた就労B型事業所でのこと。
ある職員さんが、何気ない会話の中でこう言った。
「オレの彼女は、障害者に理解がないんだよ」

最初は冗談のつもりだったのかもしれない。
でも、その言葉を聞いた瞬間、
胸の奥が少しざらついた。

なぜ、わざわざ口に出すのだろう。
誰に向けた言葉なのだろう。
「理解がない」と他人を評することで、
自分が“理解している側”に立っているようにも聞こえた。

その瞬間、なんとも言えない距離を感じた。
悪気があったとは思わない。
けれど、支援の場である以上、
その“何気ない一言”がどれだけ重いかを、
分かってほしかった。

支援とは、理解することではなく、
“分からないことを分からないまま受け止めること”なのかもしれない。
人の痛みや不安を完全に理解することはできない。
それでも、そっと寄り添う姿勢があるかどうかで、
空気は変わる。

私はあのとき、悲しみと同時に、学びもあった。
「理解がない」と言われた側よりも、
「理解している」と思い込むことのほうが、
ずっと危うい。

あの経験があったからこそ、
今は“支援される側”として、言葉の重みを感じている。
誰かの言葉に傷つくこともあるけれど、
それを反面教師にして、自分の言葉を選びたい。