双極性感情障害と私の回復ノート

あたらしい朝に向かって、一歩ずつ進む坂道のように。

メンタルクリニックで、ようやく伝えられるようになったこと。

こんにちは、「さかみちライフ」です。
頭の中の“ぐるぐる”を整理するために、このブログで日々のことを書いています。
双極性感情障害の当事者として、就労B型に通いながら、社会復帰を目指す日々を送っています。

メンタルクリニックでの診察。
いつも終わったあとに、「あれも言えばよかった」「これも聞けばよかった」と思うことが多くありました。
頭の中では伝えたいことがたくさんあるのに、
いざ医師を前にすると、何から話していいかわからなくなる。

結果、言葉がまとまらないまま診察が終わってしまう。
不安が残り、同じような内容で何度も通院することもありました。
ひと月に三回受診した時期もあります。
それでも、伝えたいことがきちんと伝わらない感覚がありました。

そんな自分に気づいたのは、ある日ふとしたきっかけでした。
「もしかして、話すより書いたほうが整理できるのでは?」
そう思い、受診の前にメモをとるようにしました。

箇条書きでいい。
「最近の気分」「睡眠の様子」「薬の影響」「困っていること」などを簡単に書き出す。
診察のときは、そのメモを医師に見せながら話すようにしました。

すると、不思議なことに、言いたいことが自然と口から出てくるようになりました。
書くことで、頭の中の“ぐるぐる”が少し整理される。
紙の上に置いてから言葉にすると、焦らずに話せるようになったのです。

医師もそれを見ながら、的確に質問をしてくれます。
短い診察時間の中でも、伝えたいことが伝わる実感がありました。

「話す」だけがコミュニケーションではない。
「書く」ことで、自分の気持ちを可視化できる。
ようやくそのことに気づけた気がします。

今では、診察前に数分だけメモをとるのが習慣になりました。
それだけで、受診への緊張が少しやわらぎます。
準備することは、安心のための小さなステップ。
そして、それが「自分の病気と向き合う」ための一番の近道だと思います。