こんにちは、「さかみちライフ」です。
頭の中の“ぐるぐる”を整理するために、このブログで日々のことを書いています。
双極性感情障害の当事者として、就労B型に通いながら、社会復帰を目指す日々を送っています。
最近では、就労B型にも「パソコン型」「デジタルスキル特化型」など、
新しいスタイルが増えてきたようです。
動画制作、デザイン、ライティング――。
一見すると魅力的で、時代に合った支援のように思えます。
私自身、長年デスクワークをしていたので分かりますが、
パソコンを通じてどんなスキルを磨くのか?
そこが少し曖昧に感じることがあります。
動画制作の技術を身につけたとして、
どんな会社を目指すのか。
在宅で個人案件を受けるのなら理解できますが、
現実の企業で働くとなると、
“動画編集ができる”だけでは通用しない世界が待っています。
納期、クライアント対応、チーム連携――。
そうした実務の部分をどう支援するのか、
まだ見えにくいところがあります。
私は、「就労B=現実に近づく訓練の場」であってほしいと思っています。
もし「パソコンが得意」「動画が好き」という利用者がいたとしても、
それが“職業訓練”として成り立つためには、
社会との接点をどう作るかが重要です。
単にスキルを学ぶだけではなく、
“働く力”――つまり、報告・相談・継続の力を養うこと。
それが就労Bの原点なのではないでしょうか。
資格取得を推奨する事業所もあるようですが、
資格を取ること自体が目的になってしまえば、
本来の支援とは少しずれてしまう。
大切なのは、“資格をどう使うか”という視点です。
就労Bの正しい使い方は、
在宅スキルを身につけることだけではなく、
社会との距離を少しずつ縮めていくこと。
作業の意味を自分の中で見つけながら、
「働く生活」を取り戻すことだと思います。