双極性感情障害と私の回復ノート

あたらしい朝に向かって、一歩ずつ進む坂道のように。

「障害者年金FIRE」という言葉を聞いて、思うこと。

こんにちは、「さかみちライフ」です。
頭の中の“ぐるぐる”を整理するために、このブログで日々のことを書いています。
双極性感情障害の当事者として、就労B型に通いながら、社会復帰を目指す日々を送っています。

最近、ネットで「障害者年金FIRE」という言葉を見かけました。
正直、あまりいい響きではありません。
でもその裏には、誰にも見えない“生き延びるための努力”があるのではないかと思いました。

社会で生きることに疲れ、
現実世界の中で自信を失った人たちにとって、
障害年金は「生きる理由」に近い存在になることがあります。
それは贅沢でも、逃げでもなく、
ただ「これ以上、壊れないように生きるための選択」なのだと思います。

私も、その一人です。

障害年金を受給しながら、就労Bに通い、
生活費を抑えるためにポイ活を取り入れ、
そして少しずつ副業にも挑戦しています。
いわゆる“FIRE(経済的自立)”というよりも、
“社会の枠組みから落ちても、もう一度立ち上がるための生活設計”です。

退職後、私は長いあいだ「終わった人間」だと思っていました。
働けない自分を責め、
支援を受けることにも抵抗がありました。
でも、障害年金や制度の支えの中で暮らすうちに、
“生きることそのものが仕事”という感覚が芽生えました。

社会のスピードに追いつけなくても、
自分のペースで立て直すことはできる。
FIREという言葉がもし「自由に生きること」を意味するなら、
障害者年金とともに暮らす生き方も、
その一つの形かもしれません。

もちろん、制度に頼ることを誇張するつもりはありません。
ただ、誰かにとっての「限界の先」にも、
こうして“静かに暮らす道”があることを伝えたいのです。

私は今、ようやく少しずつ、
「現実を生きる力」を取り戻しています。
年金、就労B、節約、副業――
それらはすべて、再び社会とつながるための小さな橋。

生きることをやめなかったという事実だけで、
今日も十分、意味があると思えるようになりました。